ケノティズム

妄想メインです

FHOの襲来(夢日記)

※この夢日記は脚色済みです.

 

 

俺達は国立博物館で開かれるホラー技術展示会で悪夢の再現を体験していたんだ.

混乱の元凶

殺人鬼が襲ってくる.の畔に住む浮浪者の犯行現場を目撃してしまった.逃れたくても,喋れない.
木に登って逃げるが、何も知らない男に位置をばらされ,矢を射られて死んでしまった.
走馬灯で20回目の矢が命中したことが統計的に自然であると図解された.

君の名は,学校の怪談

男女は神社で,自分たちの写った不気味なアルバムを見つけて,神隠しにあった.アルバムが未来に起こるはずの物語になっていたからだろうか,世界が歪んでしまった.
命からがら神社から抜け出したものの,誰も彼も皆,女のことは忘れてしまった.男は人から見えない存在になってしまった.
学校で待ち合わせた,その1つの手がかりから,男はあれ以来ずっと学校を探している.
男は,人に触れられると出血し,気が狂うらしい.学校にはそこら中に血の手形が見える.男はだいぶおかしくなってしまった.目がほとんど見えないらしく,音を立てると,はにかみ飛びかかってくる.違うというと,がっくり肩を落とし,探し続ける.
小動物(タヌキ?)を見つけて鳴き声で会話している.通じるのか,知能高いな.女の顔なんてどうやって説明するんだ.と思ったら,自分たちのアルバムの絵を見せるらしい.
ページを捲って,たしかこの次あたりに顔のアップがあったよな.老人の顔のページで捲るのが止まった.その顔かと勘違いされるぞ,その爺さん強烈な表情してて,すごい勘違いになるな.
写真の下の文にはこう書かれていた.

「男は絶望した.覚えていると思った顔も名前も,残っていなかったのだ.」
大事なページは消えていた.男は絶叫していた.

 

・・・物語が動き出すのは50年後,といってフェードアウトする凄いオチだった.

不吉な空模様

「自宅が木星に吸収されるので休みます」
宇宙にはいろいろな天体イベントが有る.何が地球に衝突しても僕らには即死イベントだ.木星型惑星に飲み込まれる,恒星に近づき蒸発する.

ひと目で分かる衝突前の風景.
およそ空にあるべきでない質量の塊が,尾をなびかせながら,夕焼けに輝いている.こんなの見た日には気が狂いそうというけど,世界がここまで死を求めるなら死ねばいいやと割り切ってるし、俺は平気だよ,多分.

ひと目で解らない衝突前の風景.
いつもの夜空,流れ星,昼間の一瞬の輝き.そのどれもが急変して天変地異が襲った.

夜空に祈らなければ.平穏でいられますようにと.

FHOの襲来 

現実世界の道理を忘れるとは何か?
夢を見ているようにメチャクチャな展開に現実を改変させてしまうことだ.それができる奴らをFHOとか言うらしい,何の頭文字かは忘れた.FHOは自分の作り出す世界を制御できないらしい,AHOじゃねえか.

そいつの作り出す世界はとにかく訳が解らなくてよく覚えていない.浮浪者の正体が宇宙人で,湖畔に何かを浸していた気がする.しわがれた目は細く閉じられているようで,音に反応して追ってくる.前後の記憶が混ざっている気がする.

最後は現実改変体験らしい.
これはさっきの教室だな,そうだな空中浮遊でも体験してみるかな.各々現実を改変しているらしい.それらを傍観しながら教室を出て廊下を浮遊した.


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最後のは超能力体験みたいで面白かったな,と友人3人で話しながら帰った.俺は4足歩行で素早く歩けるとかやったぜ,とポーズを取る友人.そのまま這う速度が意外に早くて気持ち悪い.というか人間離れしている.超能力が使える?
思わず手に入った超能力を試してみる.ベンツを生成して腰掛け,友人に気取ったポーズ(折れた首)をしていたら,友人の姿が急に変わり,血相を変えている.
「ふざけるはやめろ,FHOは本当だ,未来ではこの後追っ手が来た」

FHOは自分でさえ能力の制御ができない.能力が発現する前に検査を行い,該当者を処分する.それが先程の展示会だったのだ.