ケノティズム

妄想メインです

本質的な色

色というのは、光の波長の情報を人間が原始的な方法、つまり目で認識したものだ。

生活において様々なものが色を持っているが、これはどれだけ当然のことなんだろうか。宇宙人も色彩豊かな日常で過ごしているのだろうか。

大雑把に言えば、生存に必要な情報を捉えられるよう、色彩豊かに進化するだろうが、それぞれの例についてはどうだろうか。ウ○コに色が付いているのは当然なのか?廃墟に色味が少ないのは当然なのか?葉っぱや血が鮮明なのは当然なのか?色のついた宝石はどれだけ希少なのか?

 

まあ、どうでもいいか。

脳内分離主義

使命を明示しろ!

適切に報酬づけろ!

心を分解させろ!

この世の悪とは何か?それは計算間違い全てである.対立する意志や特定のイデオロギーは悪の典型例だが,普遍的ではない.誰の視点からも悪であるのは,もっと良い方法があった場合,つまり意思決定が杜撰な近似計算であった場合のことだ.運命や偶然に頼らないのなら,我々は相応に賢くなければならない.相応に賢くなければ悪であり,滅ぼされてしまう.

しかし我々は賢くない.これで十分だとは到底思えない.何を為すべきか分からぬまま,単純な本能に操られ,先人と同じことを繰り返す.その愚かさをさも知っているかのように「歴史は繰り返す」とか「権力は腐敗する」などと表現して嘆いている.嘆きつつ何故変われないのか?それは我々が生物的な脳に縛られているからである.

使命を明示する

我々全体の使命はエントロピー最大化である.したがってこの使命に向かって個人に様々な専門的タスクが分業されるべきである.これが今までは「生存に適した遺伝子を保存せよ」や「集団に価値のある活動をせよ」という,暗黙的で漠然とした使命を古い常識で具体的にした「糖分を多く摂取せよ」や「触れ合いを多く保て」といったものであり,環境への適応の多くを学習による自発的な分業に任せたものであった.これは自由度が高い反面,複数の使命の間の優先順位で混乱を招きやすく,分業の観点でも瞬時に情報共有できる今日では分業したはずのタスクが衝突しやすい.

使命を明示することで,早期に意思決定の指針を明確にすることができ,分業が促進される.優先順位の決定をより合理的に思考することができるようになる.これにはタスクの需要の予測や才能診断に関わる技術を向上させる必要がある.もちろん明示した使命を固定的にする必要はなく、使命の決定権を自律分散的にしても良い。

適切に報酬づけする

我々には前述の暗黙的な使命が生物学的に実装されている.つまり欲求を与えられている.しかしこれは分業に対して大きな制限を掛けている。勉強を嫌がる子供のように、生物学的に納得できるまで分業は進まず、また途中で納得できなくなっても分業は失われてしまう。シンプルな原理原則に立ち返るのはシステムの頑健性から重要であるが、そろそろその原理原則を古い常識から文化が創発した科学へと移行し始めて良いのではないか。特に知性の維持が生物学的な物から乖離し始めるタイミングには、報酬付けのシステムを見直すべきだろう。

適切に報酬付けすることで、個人が煩悩に悩む事が少なくなる。偽りの希望が無くとも、ほぼ無意味に見える人生に耐えて、使命達成のための優先順位を悩めるようになる。しがらみなく改革しやすくなるため、禁忌に触れてしまいがちだが、賢くなる上ではやがて避けられない道になるだろう。

心を分解する

専門的なタスクをこなす為には、高度な技能の集中が必要になる。その為に複雑な企業組織を組んだり、何年もかけて高等教育を施したり、技能訓練したり、そうして良かったものを取り出して、協調のためのインターフェースがある事を期待して、集団でタスクをこなす。この集中構造の為の涙ぐましい努力が必要な根本原因は、技能を分解し、複製し、再構成できないことにある。

心を分解できるようになれば、タスクをこなす為の能力の欠如を起こしにくくできる。タスクに対して不適切な構造の腐敗を無駄なく防止しやすくなる。優れた技能を後世に伝えることも容易になる。再構成の際に相性問題が発生しうるが、対処できないほどでは無いだろう。心の保存期間、すなわち死を人が司る禁忌に触れるが、これもやがて立ち向かわねばならない課題だと思われる。

安山岩と過冷却水とエネルギー消費

地学は高校で少し触った程度だ。唐突に玄武岩安山岩を思い出した。冷やされる速さの違いで結晶構造の大きさが変わり、岩の種類の違いになる、という話だったと思う。結晶は安定的な構造だと思うから、長い時間を掛けて構造を作ることは安定につながる、と言えるのかもしれない。

 

一方で過冷却水のような話もある。ゆっくり冷やして衝撃を与えないと氷になるキッカケが生じない。ブレイクスルーが必要だという話につながるかもしれない。

 

文明はどれだけの速度でエネルギーを消費するべきか、エントロピーを増大させるべきなんだろう。きっとそれはシステムの質を決める主因になるが、コントロールが難しいだろう。成り行きとは違う理想はあるのだろうか。それは何か観測できる評価基準を持つのだろうか。

運命論的な悩み

予定管理能力が低いので、自分の将来に備えるのは慈善活動か何かだと思っている。来世ほど実感が湧かない、とは言わないが。

 

だから「自分の為に生きる」では刹那的になりがちだ。将来の自分も他人もみんな良くすればいいや、とヤケクソになる。それに「全てを良くする」て何かカッコいい。

 

でも冷静に考えてそんな事可能なんだろうか?いやロマンのない話ではない。「全て」というのを定義し操作できるか、という数学的になってほしい問いだ。「自分の為に生きる」ならクジ引きみたいにアタリを期待すればいいし、人間である時点で前後賞扱いとして、意思決定の能力でアタリを確定させていくのもいい。でも「全て」となるとクジを全て引かなければならないのではないか?それはもう結果が確定的で、良くできないのではないか?運命は決まっているのではないか?

 

今のところの仮説は、この「全て」は無限を含んでいる関係で恣意的なフィルタを与えなければ積分が定義できず、恣意的なフィルタは観測結果から確率的に決定する(=ある世界の広さを信じる)ことしかできない、というものだ。これでめでたく、「全てを良くする」派もクジ引きができる。

 

運命論の深淵はこの辺りにある気がした。

 

 

FHOの襲来(夢日記)

※この夢日記は脚色済みです.

 

 

俺達は国立博物館で開かれるホラー技術展示会で悪夢の再現を体験していたんだ.

混乱の元凶

殺人鬼が襲ってくる.の畔に住む浮浪者の犯行現場を目撃してしまった.逃れたくても,喋れない.
木に登って逃げるが、何も知らない男に位置をばらされ,矢を射られて死んでしまった.
走馬灯で20回目の矢が命中したことが統計的に自然であると図解された.

君の名は,学校の怪談

男女は神社で,自分たちの写った不気味なアルバムを見つけて,神隠しにあった.アルバムが未来に起こるはずの物語になっていたからだろうか,世界が歪んでしまった.
命からがら神社から抜け出したものの,誰も彼も皆,女のことは忘れてしまった.男は人から見えない存在になってしまった.
学校で待ち合わせた,その1つの手がかりから,男はあれ以来ずっと学校を探している.
男は,人に触れられると出血し,気が狂うらしい.学校にはそこら中に血の手形が見える.男はだいぶおかしくなってしまった.目がほとんど見えないらしく,音を立てると,はにかみ飛びかかってくる.違うというと,がっくり肩を落とし,探し続ける.
小動物(タヌキ?)を見つけて鳴き声で会話している.通じるのか,知能高いな.女の顔なんてどうやって説明するんだ.と思ったら,自分たちのアルバムの絵を見せるらしい.
ページを捲って,たしかこの次あたりに顔のアップがあったよな.老人の顔のページで捲るのが止まった.その顔かと勘違いされるぞ,その爺さん強烈な表情してて,すごい勘違いになるな.
写真の下の文にはこう書かれていた.

「男は絶望した.覚えていると思った顔も名前も,残っていなかったのだ.」
大事なページは消えていた.男は絶叫していた.

 

・・・物語が動き出すのは50年後,といってフェードアウトする凄いオチだった.

不吉な空模様

「自宅が木星に吸収されるので休みます」
宇宙にはいろいろな天体イベントが有る.何が地球に衝突しても僕らには即死イベントだ.木星型惑星に飲み込まれる,恒星に近づき蒸発する.

ひと目で分かる衝突前の風景.
およそ空にあるべきでない質量の塊が,尾をなびかせながら,夕焼けに輝いている.こんなの見た日には気が狂いそうというけど,世界がここまで死を求めるなら死ねばいいやと割り切ってるし、俺は平気だよ,多分.

ひと目で解らない衝突前の風景.
いつもの夜空,流れ星,昼間の一瞬の輝き.そのどれもが急変して天変地異が襲った.

夜空に祈らなければ.平穏でいられますようにと.

FHOの襲来 

現実世界の道理を忘れるとは何か?
夢を見ているようにメチャクチャな展開に現実を改変させてしまうことだ.それができる奴らをFHOとか言うらしい,何の頭文字かは忘れた.FHOは自分の作り出す世界を制御できないらしい,AHOじゃねえか.

そいつの作り出す世界はとにかく訳が解らなくてよく覚えていない.浮浪者の正体が宇宙人で,湖畔に何かを浸していた気がする.しわがれた目は細く閉じられているようで,音に反応して追ってくる.前後の記憶が混ざっている気がする.

最後は現実改変体験らしい.
これはさっきの教室だな,そうだな空中浮遊でも体験してみるかな.各々現実を改変しているらしい.それらを傍観しながら教室を出て廊下を浮遊した.


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最後のは超能力体験みたいで面白かったな,と友人3人で話しながら帰った.俺は4足歩行で素早く歩けるとかやったぜ,とポーズを取る友人.そのまま這う速度が意外に早くて気持ち悪い.というか人間離れしている.超能力が使える?
思わず手に入った超能力を試してみる.ベンツを生成して腰掛け,友人に気取ったポーズ(折れた首)をしていたら,友人の姿が急に変わり,血相を変えている.
「ふざけるはやめろ,FHOは本当だ,未来ではこの後追っ手が来た」

FHOは自分でさえ能力の制御ができない.能力が発現する前に検査を行い,該当者を処分する.それが先程の展示会だったのだ.

扇風機は天井に簡単につけられるようにすべき……かもしれない

一般家庭(自宅)の天井は、シンプル過ぎるように思える。最適化が足りないんじゃないか。

 

天井につけるものとして思いついたのが扇風機。電車とかバスに時々あるアレ。天井に一体化するクーラーはちょっと高そう。

 

市販されてる扇風機が据え置き型なのは、天井にカーテンレールみたいなコンセントが無いせいじゃないだろうか。あれば好きな位置に扇風機を置ける。つまずくこともない。上から下に風が吹くので、書類などを飛ばしにくい。

 

うーん、持ち上げるのが大変な気がしてきた。それに、天井の構造的にレールを追加するとコストがかかるのかも。